2015年4月29日水曜日

KORGのカラーチューナー ~中身は変わらないのだが

日々エレキギター、ベース、ウクレレで遊んでいるので、チューニングは欠かせない。

昔の5弦でA音を鳴らし、あとはハーモニクスや耳で調弦していく時代もあったが、今はすっかり横着になってしまい、KORG AW-2という旧型の電子チューナーとiPhoneアプリのフリーのギターチューナーを使って、さっさと済ませている。

ところが、たまにチューナーを忘れておやじバンドの練習に行った時など、iPhoneの内蔵マイクではうまく音を拾ってくれずにチューニングに苦労することもあり、これは家用と外出用に2個チューナーがあってもいいと思うようになった。

するとある日、KORGからカラフルなチューナーが出ていることを発見した。値段も千円ということで、強気になってそのままポチってしまった。

何だかオレンジとかグリーンが好きなのだが、オレンジが欠品だったのでエメラルドグリーンを選んだ。

2日後、何だか文房具みたいな透明のプラ箱に入ったチューナーが届いた。

チューナーは7セグメントLEDの音名と丸LEDの微妙な高低が分かる仕掛け。液晶画面でもう少し細かいピッチや周波数まで表示されるAW-2に比べると、けっこうシンプルな作りだ。

別に読まないと分からないような複雑な機能があるわけではないが、いちおう説明書兼保証書が付いている。まあ大丈夫だとは思うが、保証書は保管しておく。

なお、LED表示部はヒンジになっていて上下には動くが、角度を自在には変えられないのでやや不便。色は可愛いので許すが、俺のBacchusベースのような独特の形状のヘッドだと装着位置に困る。

ということで、俺みたいに複数使うお大尽プレイをするわけでなければ、AW-2にした方がよいかもしれない。ふつうのウクレレやGibson型の左右対称のヘッドであれば、まあ大丈夫だろう。

2015年4月18日土曜日

5本立てギタースタンド Warwick Rockstand-5 をゲット

3本のギタースタンドをもち、そのとき弾きたい気分のギターを取っ替えひっかえ置いているが、さすがにギター1つ置くのに掛かるスペースは意外にあり、それが3つにアンプだのウクレレだのと置いていると、俺の狭い書斎の3分の1くらいが占められてしまう。

ということで、5本立てのギタースタンドを入れれば、ほぼ1本分のスペースでギターが5本保管できると思い、さっそくAmazonと楽天で見比べ、一番安くて評価もまあまあのスタンドを導入することにした。


Made in Chinaの無骨かつ精度のあまり高くなさそうな骨格を取り出す。何だかネジ穴のところが大きくひしゃげている。専用スパナが付いているので、大型ドライバーさえあれば組み立ては可能。

まずは土台を組み立てる。よく見ると微妙に平行四辺形になっているように見えるが、ネジを7割くらいまで締めたところで強制的に形を整えようと押したり捻ったりしたが、最初にネジが侵入した角度がそもそも真っ直ぐでなかったようで、いったんここで本締めする。


今度は土台にスタンドの支柱を取り付ける。このL字の部分で垂直に立てているので、左右角度を合わせながら、仮締め→調整→本締めと進む。


上にギターのネックを支えるバーを押し込んで、最後に全体のネジが真っ直ぐしっかり締まっていることを確認して出来上がり。

あとは3本あるシングルギタースタンドを1つ残して、HARDOFFにでも売ってしまおう。

2015年4月4日土曜日

ソリッドなセミアコ・ウクレレへ - Pono TE

先日知人のジャズバンドのセッションに、愛器LANIKAIのテナーウクレレを持参して参加させてもらった。いちおうピックアップ内蔵なので、練習場所の音楽学校のスタジオにあった銘機Roland Jazz Chorus(JC-20)というジャズやフュージョン系ギタリスト御用達のアンプにつないで弾いてみた。


まずは先輩方のバックを演奏するが、そもそも弦が4本しかないので、テンションコードがプレイできない。仕方ないので、たとえばCmaj9だったら、一部の音をオミットしてEm7を弾くとか、開放弦に1弦の5フレット(D音)だけ入れるとかして頑張るが、何だかその牧歌的な音色と相俟って、他の楽器に完全に打ち消されている。

そもそもギターに比べるとコードフォームがあやふやなところもあるので、ちょっとフラットの多いコードやテンションの多いコードが出てくると、ぱっと抑えられず、それもそれで格好悪かった。

やがて俺のソロの順番になり、懸命に親指ピッキングでソロを決めようとするが、音量が小さくて他の楽器に完全に消されてしまう。これでドラムでもいたら、もはや全く聴こえないのではないか。

仕方なくJC-20のボリュームを上げたら、ひーんと大音量でハウリングを起こしてしまった。まあ狭い部屋でしかも中途半端にアンプのスピーカーとウクレレの表板が向き合っていたので、それもあるかもしれないが、これまた弱った。

ということで、まあまだ練習も必要だし、楽器としての限界もあるので、ウクレレジャズはしばし諦めるしかないかと思った。

ところが、ある日、Amazonを「テナー ウクレレ」とかの検索ワードでふらふら見ていると、あの名門Ko'olauブランドの廉価版であるPonoのエレクトリックウクレレが期末セールだか何かで安売りされているのを見つけた。

ハワイ・オアフ島の本社で作られているKo'olauブランドと違い、インドネシア工場製で仕上げのみハワイ製のPonoブランドは、廉価版といっても定価で9万円、売値でも7万円台後半はする。それが5万円未満ということで、どういう理由かは分からないが、こんなチャンスはそうそうあるまい、と思い、また先日のハウリング地獄も思い、ポチってしまった。来月の財政が不安だが、またBOOKOFFに本やDVDを売りまくればよい。


ポチってから2日後、ちょうど午後から内視鏡検査で有給休暇を取っていた日に、Ponoウクレレは意外に大きなダンボールに保護されて、俺の手元にやってきた。保護用の大きなダンボールの中には元のダンボールがあり、しっかりKo'olau/Ponoのロゴが刻まれていた。

中には立派な作りのハードケースがある。ハードケースの脇にもKo'olau/Ponoのロゴが刻まれていた。



3箇所ある留め金を外すと、中からアカシア(コア)の独特の色合いをもったエレクトリックウクレレが収められていた。ご丁寧に弦とフィンガーボードの間にはプチプチの緩衝材が挟まれてあった。

トーンはなく、シンプルな1ボリュームの仕様。ボリュームノブは指板と同じローズウッドを削り出したもの。何だかボリュームノブの軸がズレているのか、回した感じが何だか不安定なのが、何ともウクレレらしくていい。

弦はKo'olauブランドだが、一般的なHigh-Gの構成。俺の他のウクレレはどの弦もクラシックギターの高音弦と同じナイロン弦だが、なぜか一番太い3弦がスチール弦だった。グリッサンドをすると何だかギターのようにざっとスクラッチ音がするのは、何だか慣れるまで変な感じがした。

Pono TEはThin Electricの略で、要するに薄型エレクトリックということらしい。確かにレスポール・ジュニアを思わせるデザインと薄さである。ヘタするとギターより薄く、まな板みたいな感覚だ。

これ以外にも指板が高級材エボニーのもの、トップがスプルース材のものもあるが、まあ細かい音質の違いは分からないので、俺自身はこのモデルで十分だと判断した。


一見するとソリッド型に見えるが、中がくり抜かれていて、セミアコースティック構造とのことである。実際に、アンプにつないでいないときのエレキギターはペキペキ小さい音しかしないが、アンプにつながないときでも意外にいい音で響く。

肝心のサウンドや弾き心地だが、コンデンサーで音質を調整するプリアンプ内蔵で、俺の他のウクレレと違った自然な音色が出ている。とりあえずFender Japanの1Wマイクロアンプにつないだが、オペアンプ駆動の安物アンプでも十分違いが分かるほどの、自然な音色が出た。

ただし1Wアンプで大して音量もないのに、音の出し方で一瞬ハウった。アコースティックウクレレにあるサウンドホールがないので共鳴はしにくいと思うのだが、もしかしてある特定の周波数で共鳴してハウってしまう可能性はある。家で大きな音量は出せないので実験できないが、今度また練習スタジオで試してみようと思う。

弾き心地については、これまで所有したり楽器屋で試奏した10本以上のウクレレの中でダントツに良い。まず薄いのでホールドしやすいのは言うまでもない。またボディやネックの仕上げもよく、手触りもいい。

さらにやや弦高が高いセッティングだが、これはウクレレには多いものでまあ許容範囲だろう。ユニークなのは、フレットが細い上に高いセッティングなので手に吸い付くように押さえやすい。特にセーハで4弦いっぺんに押さえるときは、この高いフレットのお陰であまり力まなくてもスムーズに押さえられて全部の音が詰まらずに鳴る。

これまでFamous FS-5、Ibanez UEW30PDE、Lanikai CK-TEQと所有してきて、どれも良い出来でコストパフォーマンスは良いと思ったが、今後はやはりPono TEがメインになりそうだ。ちなみにウクレレにしては珍しく、トラスロッドがあって、万が一のネック反りにも対応できるのは素晴らしい。

ちなみにMade in JapanのFamous以外は全部インドネシア製で、すっかりインドネシア贔屓になりつつある昨今である。