2018年6月16日土曜日

1000円のラウンドワウンド弦ROTOSOUND RS-200を試してみる

先日ゲットしたIbanez SF301 VNについて、安売り楽器店のchuya onlineが提供するFOEHNという安い弦を使ってみました。

<過去記事>
最近登場してきた安いフラットワウンド弦 FOEHN FLSE-1150を試しにIbanez SF-301に張ってみた

ところがさすがに3ヶ月以上使ったせいもあるのか、先日チューニング中に1弦がぷつんと切れてしまいました。

別に1弦を本来の音程のEより上に巻き過ぎた訳ではないのですが。

何だかなあと思いつつ、この機会に前回こちらの FOEHN FLSE-1150と比較検討対象としたROTOSOUNDのフラットワウンド弦RS-200を試して見ることにしました。



送料無料ということで、メール便で来たため、注文より2日後に届きました。

ROTOSOUND自体はプロでも使っている人がいるくらいで、それなりに評価されているブランドです。



黄色いパッケージを開けてみました。

何と、弦が裸のまま2本1組でぼろん、と出てきました。

あまりの質実剛健というか、男らしさに一瞬、意識が飛んでしまいました。

普通の弦だと1本ずつパッケージに入っていたりするので、ちょっとびっくりです。


しかも同じ色のポールピースが3組なので、これでは弦を違う位置に間違えて張ってしまうのではないかと、ちょっと焦りました。

裏を見ると、1弦と4弦が赤、2弦と4弦が白、3弦と6弦が青という組み合わせでした。

太い弦と細い弦のカップリングなので、これならそそっかしい私でも間違えることはないでしょう。

パッケージの裏側にも、どの色が何の弦か書いていました。



ということで、FOEHNの弦からROTOSOUNDに張り替えました。

触った感触は、D'addarioとかのすべすべに研磨されたフラットワウンド弦と比べると、やや研磨のサンドペーパーの目が粗いような感じです。

これはFOEHNも同じで、触った感じは引き分けです。

ただし、こちらの方がやや長さに余裕があるので、張る作業は少しやりやすかったです。

音質は好みの問題もありますが、こちらの方が落ち着いた音で、個人的には好みです。

まとめ

結論を言うと、手触りの滑らかさや音質面でも一段クオリティが高いので、予算に余裕があるなら、もう600〜700円出して、D'addarioのフラットワウンドを買った方がいいです。

もう1つの理由は、FOEHNでもROTOSOUNDでもフラットワウンド弦の太さは012だけです。

よく使うサイズなのでこれでもいいんですが、D'addarioであれば、011や013も選べます(以下にリンクします)。

012ではきつい人は011を、物足りない人は013でも使えます。


とはいえ、アマチュアが使う分には、ROTOSOUNDもややくぐもったジャズの音が出るので、若干の手触りの粗さが気にくわないのであれば、十分使えるクオリティです。

あとは3ヶ月であっさり切れたFOEHNと比べ、ROTOSOUNDの耐久性はどうか、しばらく張り替えずに使ってみたいと思います。

   

2018年6月15日金曜日

Webで見た大勝軒のまかないチャーシューを作ってみるときは時間は短めに

先日、Webであの名店・大勝軒のまかないチャーシューは実は簡単にできるというレシピ記事を見て、感嘆しました。

ちょっとダジャレになっていますが。

それによると500とか700gくらいの豚のブロック肉を重さの3倍くらいの分量の醤油、醤油の5分の1くらいの酒、そして数切れの生姜と長ネギの青い部分を入れて強火で沸騰させ、沸騰後は弱火で表側30分、裏返して30分、そして味を染み込ませるために10分置く、というものでした。

近隣のOKストアに行ったところ、400gの豚モモのブロックがあったので、それを使い、またスーパーマーケットで特売の醤油1リットルを使い、やってみました。

結論をいうと、けっこうしょっぱい味になってしまいました。

チャーシュー好きの家族が「わー」と食いに来ましたが、しょっぱいと怒り出し、半日ほど妻と口を聞かなかったり、そのうちなぜか私の人間性まで批判されるほどのまずい事態になってしまいました。

少し時間を少なめにした

しかし感じは悪くなかったので、冷蔵庫でタッパーに入れて保存しておいた前回の煮汁(醤油と酒を混合して似た汁)を再利用して、またチャレンジしてみることにしました。



まず、前回の汁(醤油1リットル、日本酒200cc)では少し濃かったようなので、さらに日本酒200ccを足しました。

といってもアルコール分は煮込んでいるところでずいぶんと飛んでいるでしょうから、これでようやくちょうどいい配分かもしれません。



とりあえず煮る時間ももう少し短くてもいいと考え、これまでの表面30分、裏返して30分、そして火を止めて10分置くというのを表面25分、裏20分、火を止めて10分にしました。

また10分置いたらすぐに引き上げて、キッチンペーパーを敷いた皿の上に肉の塊を置いて、周辺の余分な醤油や脂分をペーパーに吸わせました。

こうして出来たのが下の写真です。

実はけっこう美味く出来たので、写真を撮る前に3切れほどツマミ食いしてしまいました。

バランスのいい味に仕上がったと思います。



まとめ

ということで、醤油の良し悪しや肉の量によっても変わるかもしれませんが、安い醤油(しょっぱいのはいいが、あまり旨味はないような・・・)を使うときは、煮る時間は45〜50分、酒は少し多め(醤油に対して3割近く)、キッチンペーパーで周辺の余分な汁は吸い取る、というのがいい配分で仕上げるコツです。

2018年6月13日水曜日

100円ショップ キャンドゥのiPhone/Android充電ケーブルは見つけたら即ゲット

週に1度くらい、隣町のスーパーにある100円ショップ、キャンドゥに行きます。

品揃えは、釣具まで売っているダイソーにはかないませんが、置いてある商品に意外に光る逸品があること、またスマホアクセサリーや文房具、収納器具などで、デザインの格好いいものがあるからです。

そんな中で、これは絶対便利! というアイテムを見つけました。

見た目はたくさん売られているスマホ用充電ケーブルだが

ご存知のように、携帯ケース、画面保護フィルム、充電ケーブル、イヤホン、ホルダーなど、スマホ用グッズは100円ショップの花形商品です。

そんな中に、最近現れたこのパッケージです。

何と、iPhone、スマートフォン(Androidと言いたいのか?)どちらにも使える! というキャッチコピーが見えます。


しかも、2.0A対応ということで、電流の多い大型充電器でタブレット端末の充電にも使えそうです。


実際、うちにもiPhone 3台、iPad 2台あります。

また業界標準のマイクロUSBで充電するタイプの機器についても、Amazon Kindle(Android系)タブレットが各サイズで3台、HPのタブレットWindows 10端末、モバイルルーター2台、さらにBluetoothスピーカーなどあり、充電だけでも相当大変です。

その中で、リール型のケーブルでスペースを節約したり、マイクロUSBにiPhoneのLightning端子に変換するアダプタを付けたり、何だか全部100円ショップのグッズを使っています。

1つの端子でマイクロUSBにもLightningにも差せる
ということで、取っ替え引っ替えするのもなかなか面倒です。

マイクロUSB端子の後ろ側にLightning用端子が

ところが今回の両用の端子には、びっくりしました。


マイクロUSBの端子の口の背面に、小さな電極が数本並んでいて、そこからAppleのLightningコネクタの電流端子に接触するようになっているのです。

確かにLightningコネクタはマイクロUSBとほぼ同じサイズなので、マイクロUSBのオス側コネクタに電極を付ければ、給電できるのでした。

これはコロンブスの卵です。

挿すときに少し慎重にやる必要がありますが、1本で両方の端末を使えるので、今後はこのケーブルだけゲットしておけば、充電が楽になりそうです。

ちなみに先週前半にお試しで1本買いましたが、週の後半には無くなっていました。

今週行ったらまた店頭に会ったので、急いで2本ほど買いました。

1本はクルマに積んで、シガーソケット充電器から使う予定です。

それにしても、個人的意見ですが、Apple製品の、というかiPhone/iPadの独自規格を使ったインタフェースは止めてもらいたいです。

普通のAndroidと同じく、マイクロUSBにしてくれれば、こんな手間もないのに。

自由でオープンな技術で発展してきて、UNIXシステムやオープンソースの優れたソフトウェアを産み出してきたシリコンバレーのデジタル文化に逆行するような気がするのは、私だけでしょうか。

それを打ち破る今回の画期的な新商品。大いに活用して行きたいと思います。

<2018.6.14追記>

なんて書いた直後に、来年発表のモデルから、AppleではLightningでの接続を止めて、より標準的なUSB-Cコネクタに移行するのではないかという記事が出されていました。

もし本当であれば、より使い勝手がよくなるということで、歓迎すべきニュースです。

AppleがついにLightningコネクターに別れを告げて2019年にUSB Type-Cへと移行か?



2018年6月4日月曜日

塩イソメのパワーを江ノ島・片瀬漁港で試したら食いは渋い中ウミタナゴが釣れた

先日作った塩イソメですが、なかなかいい感じで仕上がっています。

<過去記事>
【釣りえさ】余ったイソメはたったの2時間で塩イソメにして再利用しよう

うねうね動く、生き餌にはかなわないかもしれませんが、それなりに使えるとのことで、実際に江ノ島横の片瀬漁港で試してみました。

東京から小田急線を乗り継ぎ、片瀬江の島まで、珍しく電車で行きました。

電車行きのため、2.7mの延べ竿、リール、仕掛け、そして塩イソメと人工アミエビなど、最小限の装備です。

正直、人工アミエビはよほど活性がいい時でないと食いが悪いので、予備といったところです。

駅から10分程度でアクセスはいい片瀬漁港

 歩いて5分程度で国道に出て、橋を茅ヶ崎方面に渡ると、もう片瀬漁港のエリアです。

週末だと朝市とかでにぎわうようですが、平日なんで、わりと人は少ないし、たまにテレビでも紹介される漁協の市場は閉まっていました。

漁港の中は釣りは禁止で、防波堤の先端の方が釣りエリアとして開放されています。

また防波堤の右側(茅ヶ崎側)は、遊歩道やベンチがあり、公園として整備されています。湘南に住んで毎日こんなところを散歩している人はいいなあと思いました。

まずはチョイ投げで

運よく堤防の一番前が陣取れました。

地元の人らしき老爺の釣り師に聞くと、投げでキスとか、サビキでイワシとかいくつか狙い目があるようです。

塩イソメのパワーを試したいので、まずはチョイ投げ仕掛けを作りました。

細いところはカットして、6cmくらいの長さで3本の針にそれぞれセットします。

何と3年くらい前に買いためておいた、ダイソーのチョイ投げ仕掛けがまだ少しストックに残っていたので1パック持っていきました。

当時は何と100円で3本針の仕掛けが4セット入っていました。

今はあまり売っていないし、最近のパッケージは、仕掛けが2セットしか入っていません。

それでも、割安なので、見つけたら買っておくといいと思いますが、最近はチョイ投げの時は5号くらいのオモリにこれまたダイソーのアジ針かチヌ針でブッコミにしているので、なくても大丈夫だったり。

ということで、仕掛けができたので塩イソメを挿して、20mくらい投げて探ります。

足元に少し海藻があるのと、5mくらい先に段差があるくらいで、わりと全体的にフラットな感じです。

何度か投げては引き寄せるを繰り返しましたが、濃いめの塩で生き締めにしたせいか、塩イソメはわりと丈夫で、切れずにつながっています。

昼近い時間ということもあるのかもしれませんが、反応はありません。

周囲で長い遠投をしている面々も、全く渋くて、困っていました。

そのうち、小さい針に反射板を付けた胴付き仕掛けの人が、イワシくらいの小さな魚を釣り上げていました。トリックサビキでしょうか。

あとで聞いたら、カタクチイワシではなく、カマスの幼魚とのことでした。

さすが相模湾。

サビキに切り替える

イワシみたいなサイズの魚がいるなら、サビキに掛かるかもしれない、と考え、慌ててサビキをセットしました。

いつもは、アジ用の集魚剤と混ぜるのですが、今回はサビキ君だけです。

塩サビキのテスト使用ということもあり、2cmくらいに千切って、下の方の針3本にエサを付けます。

上下に揺すったりしていると、ちょこっと反応があり、そのうちアタリが来ました。

さっと合わせて引き上げると、何といつものクサフグでした。

横須賀でも三浦半島(三崎や城ヶ島)でも、たくさんいます。


その後はしばらく反応がありません。

最初はピンクサビキだったのですが、アタリがないときは白いハゲ皮が効くときがあります。

ところが、今日はストックの中にハゲ皮がありませんでした。

(涙)

ということで、今度は色違いの仕掛けがある「ボウズ逃れ」のサビキ針を使ってみました。

こちらも下の方に小さく千切った塩イソメを付けます。

何度か揺すったり、周囲に人がいなかったので、左右に3mずつくらい移動したりしました。

やがてわりと強いアタリが来ました。

引き上げると、15cmくらいのウミタナゴが掛かっていました。


東扇島西公園や横須賀あたりでもわりとウミタナゴは多く、他の魚が渋い時でも、イソメを刺してウキ釣りでもぶっ込みでも、あるいはサビキ針の下の方にイソメを千切って付けておいても、旺盛な食欲で食ってくれるので、かわいい奴らです。

もっとも、その細い口を活かしてフグと並んでエサ取り名人でもあるので、タイミングよく合わせないとエサだけ取られることも多いです。


周囲の食いも渋い中で、塩イソメに食いついてくれて(ボウズのがれのサビキの色とどちらのパワーかは分かりませんが)、とりあえず一安心です。

もう昼近くで、茅ヶ崎側でキス狙いの投げ釣りの人しかいなかったので、比較対象はありませんが、塩イソメについてはまずまずの効果と言っていいかと思います。

ちょっと時間帯もイマイチでしたが、塩イソメはまだ半分残っているので、今度はまた東扇島、若洲、横須賀など、いつものフィールドでも試してみようと思います。


「Apple IDがロックされています」という偽メールに注意

(けっこう巧妙なフィッシングメールが出回っているので、急いで書いておきます。)


頭の中はまだ中学生の自分も、すっかり高齢者に近づき、朝早く目が覚めてしまいます。

そしてスマホでメールを見ると、眠気が吹っ飛ぶようなメールが入っていました。

何とAppleからの以下のようなメールで、自分のAppple IDが勝手にリセットされた、つまり乗っ取られた可能性が高いというものです。

あわててiforgot.apple.comをリンクしそうになりましたが、とりあえず本当にログインできるかMacBookを立ち上げて、App Storeにログインしてみます。

とりあえず従来のパスワードでログインしてみたところ、無事にログインできました。

 ということで、本当に乗っ取られた訳でなく、まずは一安心です。

メールの文中にあるiforgot.apple.com(Appleのパスワードリセットのためのサイト)にマウスを合わせると、rebrand.ly/403xxxとか聞いたことのないサイトがリンク先にあるようです。

これだけで十分怪しいです。

差出人は?

実際に、メールのヘッダ情報を見て、差出人の情報を確認します。

何だか分かりにくいアルファベットが並んでいますが、一番下の「From」を見てください。

差出人が Apple になっているので、本来なら apple.comから来ているはずですが、なぜかgoogle.comから来ています。

ライバル同士の会社なんで、おそらくこの差出人情報も偽造されている可能性があります。

ただし、メールの文面の一番下を見ると、何だか変な中国語が書かれていますし、実際の過去にAppleストアで買い物した時に来たメールと、(かなりそっくりですが)ちょっと違います。


万が一クリックしてしまうと、危なく変なサイトに飛ばされ、自分のApple IDとパスワードを奪われ、勝手に使われてしまう可能性があります。

被害としてはAppleストアで勝手にMacBookとかiPadとか高いものを買われてしまったり、同じパスワードを他のサイトで使い回していると、Amazonとか楽天でも勝手に買い物されるといったところでしょうか。

また上記のサイトのユーザー情報から、自分の情報を抜かれてしまい、二次被害につながる可能性があります。


Appleストアの場合は、何か買ったりすると、登録してあるメールアドレスや、iPhoneユーザーならiPhoneのショートメールが来たりするので、いちおう最大限のセキュリティ対策はされているのですが。

いずれにせよ、年々巧妙化するフィッシングメール(釣りメール)。

自分のIDやパスワードを入力するときは、本当にそのサイトが正しいところなのか、何度も確認した方がいいでしょう。

また自分のパソコンやスマホにウィルス対策ソフトが入っているかも再確認してください。

iPhone/iPadは全てのアプリをAppleでチェックしていますが、WindowsやMacといったパソコン、Androidについてはウィルス対策などセキュリティ対策ソフトは必ず入れておかないといけません。

特にインターネットにつなぐ場合は、今回のような釣りメールに引っ掛かって、悪意のあるサイトをクリックした時に、コンピュータウィルスに感染して自分のID、パスワード、クレジットカード情報を取られたりします。

さらにメールソフトにある友人・知人の情報まで取られ、彼らにまで迷惑を掛けたり、そこからさらにウィルスが広まったり、自分が(知らずに)加害者になることさえあるのです。


ネット犯罪は、ますます巧妙化しています。

お互い注意したいものですね。