2015年9月22日火曜日

横須賀海辺釣り公園が満車だったので観音崎の隅っこで釣る

都心からはやや遠いが、入場無料で駐車料金も安く、さまざまな魚も期待できる横須賀海辺釣り公園。ところがさすがに人気も高く、連休中に行ったところ、6時半着だというのに駐車場は20台待ち。待ちのクルマが県道にまで伸びている。


こりゃいかんと諦め、観音崎方面でどこか釣れるところがないか探す。道路脇には漁港があり、またその先には船釣りの店がいくつか看板を出していて、その前で荷物を下ろす釣り人の姿が見えた。

観音崎に着くと、まだ釣りのできそうな小さな波止場には少し空きがあったので、そこで荷物を下ろす。ちなみに海辺でバーベキューができるせいか、その後程なくして駐車場は満車になってしまった。


風があって波はややあるが、秋晴れの気持ちのよい天気である。まずサビキだ、と妻が竿を入れるが、何とウミタナゴが連れた。この魚、食えるのか、と言いつつ、いちおう海水を張ったビニールバケツに入れる。やがてウミタナゴは可哀相だが浮かんできてしまった。責任をもって食うことにする。

そのうち妻は散策してくる、とどこかに行ってしまった。あとで聴いたら観音崎京急ホテルでお茶をしたり、後ろの県立美術館のレストランのメニューを見たり、周辺を散策していたらしい。

鬼の居ぬ間に、何とシコイワシの大群がやってきた。息子と2人でサビキで入れるが、少しコマセを撒くと餌なしのサビキ仕掛けにでもイワシがわんさか食いついてくる。1回で3匹釣りが何度かあった。

ある程度釣ったところで群れも去っていったのか当たりがなくなってきたが、2人で20匹以上釣ったであろうか。今晩のおかずには十分だ。

次に俺はDAISOの10号ジェット天秤と7~8号投げ仕掛けセットを付けて、北側の1mくらいのコンクリートのフェンスのある側からマルキューのパワーイソメとマルキューのアミエビを交互に付けてチョイ投げをする。

ただし、海藻が多いようで、2回に1回は根掛かりする。そうこうすると裏の南側で柔和そうな老人が(うちの息子にイワシの回遊を教えてくれた)けっこう大きなキスを釣り上げた。見せてもらったが、天ぷら鍋からハミ出るのではないかと思うほど、巨大なキスであった。

とりあえず根掛かりと格闘しつつ、また左右でウキ釣りでウミタナゴばかり釣っている人たちを横目で見つつ、あまり遠くに行かないように天秤を投げ続けるか。ようやく当たりがあり、竿が小刻みに揺れている。

引き上げると15cmくらいの、わりと大きなウミタナゴが掛かっていた。しかも驚いたことにパワーイソメの針に掛かっていた。これまで実績ゼロで、やはり人工エサは食わないのかなあと思っていたので、これはちょっと感動した。

次に人が少しいなくなったのをいいことに、南側で軽く竿を投げ入れた。すると2回めで針に超小型のネズミゴチが引っ掛かっていた。でも、よく見るとヒレが釣り針に引っ掛かっていた。

やがて妻が戻ってきて、アタシもチョイ投げしたい、というので天秤と投げ釣り用針をセットする。で、エサが冷凍アミエビしかないので、妻と息子は近隣の船釣りの店にアオイソメを買いに行った。

妻の仕掛けができてアオイソメをセットして投げ入れたところで、息子のサビキ仕掛けが絡まってしまった。文句をいいながら両親二人がかりで絡まった釣り糸をほどく。ほどき終わって妻の竿を上げると、なぜか中くらいのアジが掛かっていた。これぞ生きエサのパワーであろうか。

ということで、俺も根掛かりと格闘しつつ、北側の磯で投釣りを続ける。一度またまた中型のウミタナゴらしき魚が掛かったが、もう少しのところでバレて(針から外れて)しまった。まあウミタナゴを釣っても有り難くないし、いいかと思う。

だんだん昼近くなってきて、もうそろそろいいかと思った頃、また微妙な当たりがあった。根掛かりに注意しつつ注意深くたぐり寄せると、20cmないくらいの中小型のカサゴが掛かっていた。カサゴは食っておいしいので、クーラーボックスに移しておいた。

横須賀からそれほど遠くない横浜のハズレにある実家の母を訪ね、家族総掛かりで魚を捌いて、唐揚げにしたが、なかなかどれも美味であった。

ちなみにクーラーボックスから上げるとき、まだカサゴは生きていた。エラやヒレを大きく開いて威嚇するが、可哀相だが飼う訳にもいかないので、エラから包丁を入れて活き締めにする。老母にも身をとって与えるが、白身で美味と喜ばれた。少量であったのが残念だが。他の生命を食らって生きているのが、生き物の宿命なのだ。合掌。

2015年9月5日土曜日

WiMaxを解約してHWD15にMINEOの格安SIMを挿す

違約金19,000円はあるものの、モバイルルーターHWD-15を1万円で買ったと思えば、差額9,000円は3~4ヶ月で回収できると思い、紙の解約申込書に必要事項を記入してGMOインターネットの本社に送った。

9月1日になったら、あっさりルーターが「圏外」になり、使えなくなった。何の連絡もなく、何とも素っ気ない。まあめでたく解約されたということだ。

そちらと入れ違いで、同時にMINEOのサイトから申し込んでおいたSIMカードが届いた。MINEOは「マイネオ」と読むのだが、昔好きだった今は亡き劇作家・つかこうへい先生の本名、金原峰雄をつい思い出してしまい、「ミネオ」と読んでしまう。合掌。

 

プチプチの緩衝材で包まれたSIMカードを取り出す。モノはauであるのは前と同じだ。


HWD15はマイクロSIMなのだが、今後中華スマホなどを導入する際に実験できるよう、一番小さいナノSIMを選んだ。ついでにAmazonでナノSIMをマイクロサイズに変換するアダプタを調達しておく。1セット100円ちょいくらいで買えるのは凄い。

何だかプラスチックだか厚紙か分からないようなちゃちい作りだが、表裏と方向を間違えないようにスリットにナノSIMを挿し、その奥の粘着テープにきゅっと押し付け、しっかりマイクロSIMとなった。

HWD15にぎゅっと押しこむ。

さて、HWD15だが、先日より解約したのでずっと「圏外」になっている。SIMを挿しただけでは使えうようにはならない。これから設定が必要だ。

設定の方法は、MINEOのWebサイトで説明されている。

https://support.mineo.jp/prepaid/manual/network_setup/huawei_hwd15.html

まずはPCでHWD15につないで、接続先を設定する「プロファイル」を作る。接続先やID、パスワードをHWD15に記録していく。設定値は以下のとおりだ。

またHWD15本体を開いて、通信モードをLTEにもつながる「ハイスピードプラスエリア」にする。WiMaxが入ることはないので、これ以外のモードだとつながらないし、このモードでも常にLTEにつながることになる。

とりあえずブラウザでYahooのWebサイトにつなげる。あっさりとつながった。いまは3GB月額1,000円ちょいを選んでいるが、もし足りないようであれば5GB月額1,500円くらいを選んでもよいか。

auのLTEであれば、東北の山奥の限界集落である愚妻の実家でも使えるし、たまに行く山奥の温泉旅館とかでも入るし、まあ当面はこれでモバイル生活を進めていきたい。来月の19,000円の支払いさえ乗り切れば、あとは月額1,000円ちょいだ。