2016年8月21日日曜日

急に固定電話で通話できなくなったが・・・

できればもう使う機会も少ないので固定電話は卒業したいと思っている。

思えば社会人になったばかりの四半世紀以上昔に、14万円だかいくらか出して電話加入権を買ったのだが、結局電電公社からNTTに変わった際に、まるで豊田商事の金の証券商法のように、あっさり紙切れになってしまった。

辛うじて2万円くらいで金券ショップかどこかに売ったのがせめてもの救いだった。

さて、とはいえ子供の学校の連絡とかADSLの通信とかでアナログ回線は使っているのだが、数日前に何と急に音声が通じなくなってしまった。

試しにホワイト割でいくら電話しても無料なのをいいことに、固定電話から俺のiPhoneに電話して息子に取らせる。

音声はスピーカーモードにすると受話器内蔵のスピーカーから出てくるが、こちらで話した音声はどうにも聞こえてこないようだ。

もう10年くらい使っているから買い替えもやむを得ないかと思ったが、実はうちの電話はPanasonic VE-GP62DWというモデルで、FAX受信機能があり、受信したFAXを印刷するのでなくSDカードに記録できるという、なかなかユニークな機能をもったモデルである。

なぜ同様の機能をもった電話機がないのか、何とも不満に思っている。

このインターネットの時代で、FAX電話機を受信機能については2年に1回も使う機会はないのだが、いちいち印刷式のFAX内蔵電話機を買うのも無駄だしアホくさい。

それにしても本体内蔵スピーカーで音声が出るということは、もしかして受話器のマイクロフォンがイカれているだけではないかと思いたち、ダメ元で受話器だけを取り寄せてみた。

その結果、やや音が歪んでいるような気はするが、無事に通話できるようになった。

1万円以上の出費と覚悟したが、結局、800円未満で済んでよかった、という有り難い話。音が出なくなったときは、受話器のマイクの故障を疑ってみるべし。





仙台港スリーエムパークにてサバ祭り

さて宮城県北部の配偶者の実家に帰省したついでに、仙台まで足を伸ばし、朝から仙台港スリーエムパークの公園で1年ぶりの海釣りを楽しむことにした。

行きにちょっと道に迷って遠回りしてしまい、やや時間を食うも近隣の「つりえさマリン」で4号と5号の小ぶりのサビキ針やオキアミの冷凍ブロック、アオイソメ1パック、そしておそらく釣れるであろうことを期待しての氷ブロックを仕入れて、9時にはセットアップが完了し、さあ戦闘開始だ。


一昨日の台風が嘘のように港は晴れ渡り、肌を焼く日差しがなかなか強い。さて息子とサビキ仕掛けを作り、オキアミブロックを海水で溶かす。

海水で溶けるまでの間、ストックしていた人工アミエビを撒いて魚を集めつつ、下カゴでサビキ釣りを開始した。しかし人工アミエビでは効果が低いようで、なかなか魚影が見えてこない。

ところが、溶け始めたアミエビを投入すると、水深30cmくらいのところにたくさんの魚影が見え始めた。

息子が青いサビキカゴにアミエビを詰め込んで投入。しばらくすると、「お、来た」といって仕掛けを引き上げると、長さ20cmちょいくらいの、わりと身のしっかりしたゴマサバが掛かっていた。


その後、自分もアミエビをカゴに入れて海中に入れ、海面から1mくらい下に入れると、間もなく自分のサオにもサバ特有の激しいアタリが来た。これが釣りの快楽である。

その後は入れ食いで20匹くらいのサバを釣り上げたであろうか。ただしアジやイワシの回遊はないようで、ひたすら肉厚の中小型のサバが上がる。

このくらい肉厚なら食えるとばかり、息子はときどきサバの首を折り、内臓を取り出し、サバを活き締めにしてクーラーボックスに収めていた。

並行して、妻がチョイ投げで投入しておいた仕掛けを引き上げてみると、大きなハゼが掛かっていた。食うわけではないので、仕掛けを外そうとするが、むつけた(宮城弁でヘソを曲げた)ハゼは口をぎゅっと結んで、針を取らせてくれない。何とか無理やり針外しを突っ込み、針を取って海に返した。

向こうでは同じくチョイ投げでシャコを釣り上げている人がいたが、その後彼女のサオにはアタリはなく、チョイ投げの釣果はこれだけであった。

自分も1回チョイ投げの仕掛けを作って足元から20m先くらいまで何度か方向や距離を変えて投入してみたが、ほとんど反応なし。エサもほとんど取られていないし、根魚とかいないのか陽が登ってしまって活性が低いのか。

そのうち食えなくなるからよい、とサバが連れてもリリースしたり、俺も飽きてきて18gのジグヘッドでルアーを試したりしたが、さすがに昼近くなって全くアタリもないので、お昼で納竿となった。

1回、アジ用の小さなルアー、DAIWAの月下美人にイソメを刺してサバの通り道に投げておいたところ、2度ほど中型のサバが掛かった。

俺の横で息子はずっとサビキで釣っていたが、コンスタントに2~3分に1匹のペースで釣り上げていた。彼の母親にリリースするよう怒られていたが、たまに目を盗んで活き締めにしていたようだ。

サバは大暴れするので終盤、サビキ仕掛けが絡まったりして大変なときもあったが、おそらく彼は通算で30~40匹は釣り上げたようである。

その後は塩釜駅前に移動し、塩釜グランドパレスの中華料理店で、870円の昼中華定食を食う。ここは安くて美味で穴場だ。