2018年5月18日金曜日

【釣りえさ】余ったイソメはたったの2時間で塩イソメにして再利用しよう

(注意: イソメの写真がたくさんあります)

先日、強風の中、プロマリンのプロフィット遠投サビキ竿をテスト使用したものの、時間(と強風に煽られて体力が・・・)の都合で2時間で納竿となったため、イソメが大量に余りました。

<過去記事>

カーボン65%のプロマリン プロフィット遠投サビキセットを東扇島西公園で使ってみた


いつもだと余らせた場合は、近隣の釣り人に差し上げて使ってもらうか、そのまま海に廃棄していました(チヌや根魚の餌にでもなればいいのですが、生態系に影響があるのかちょっと気になります)。

しかし塩で締めて干物にすると、1ヶ月くらいは再利用でき、生き餌とまでいかなくても、それなりに魚は寄せられるというので、バケツの底に入れたまま、持ち帰ってきました。

翌朝、玄関の下の冷暗所に置いておいた袋を取り出しました。

まだまだイソメたちは元気にうごめいていました。

まず大きなピザのパックのフタに空けて、庭の流しでイソメをよく洗います。

マンションとかお住いの方は、風呂釜とか使うのがいいかもしれません。

イソメが器から出て下水に流れ込んでしまわないよう、流しのシンクのフタは閉めました。

また、水量も勢いよく出ないようにして、ちょろちょろと流して、1匹ずつよく洗います。

イソメの体の乾燥防止のため、おが屑に覆われていますが、それらは洗い流します。

最小限の水気だけ残し、釣具屋で買った元のパックに洗ったイソメを再び入れました。



コストコでゲットした巨大な食塩を持ってきました。

たっぷり振り掛けて(大さじ2〜3杯くらい)、イソメを塩漬けにします。

この後、指を突っ込んで、塩をよく混ぜ込みました。

写真だと頭を出している個体とかいますが、この後、よく混ぜ込んだので、どのイソメも塩まみれです。


30分くらい塩漬けにして待ちます。イソメはぐったりしました(合掌)。

新聞紙に空けて、水分を新聞紙に吸わせつつ、からまったイソメを1本1本ていねいに取り外します。

手早く、それでもていねいにやらないと、イソメがどんどん千切れてしまいます。

もっとも干すとさらに千切れるし、実際に使うときに細すぎても釣り針に刺せないので、細すぎる個体や、尻尾の細いところは捨ててしまっても構いません。

この日は5月とは思えないほど、とてもいい天気なので、キッチンペーパーの上で(新聞紙でもよかったかもしれません) 干しました。

1時間半くらいでかなり乾いてきたので、日陰に移し、そこでもう1時間くらい陰干しにして、再び容器に移しました。

ちなみにうちの庭の生態系がいいのかもしれませんが、干しイソメのところに小さなアリが何匹かタカっていました。

短時間だからと地べたに干してしまいましたが、アリとかハチとかには注意が必要です。

そういえば、横須賀とか伊豆とかの堤防で釣った時、イソメを素手で千切ったりして手にイソメの体液が付着しているせいか、スズメバチにタカられたり頭上でホバリングされたり、けっこうスリリングなことが何度もありました。

魚にとって魅力的なだけでなく、虫にとってもいい臭いのようです。どうぞご注意ください。


あとはプラスチックのパックをさらに新聞紙で包んで、冷凍庫の奥に押し込みました。

さて、どこまで効果があるのか、また近々あらためてブッコミ釣りとかトリックサビキで試してみて、ご報告できればと思います。

<2018年9月追記>

その後、初夏のある日、上記で作った塩イソメと最小限の仕掛け(6号バリのピンクサビキと7号バリのチョイ投げ仕掛け)を持って、江ノ島の対岸、片瀬漁港に珍しく電車で行きました。

わりと渋くて常連らしき人たちも当たっていませんでしたが、いちおう先端でフグ(フグはエサ取りなんで困ったものですが)とやや大きめのウミタナゴが連れました。

塩イソメのパワーを江ノ島・片瀬漁港で試したら食いは渋くてもフグとウミタナゴが連れた


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