<破壊的な前半戦はこちら>
ようやくハードディスクからSSDに交換した俺のMacBook Air Late 2008だが、まさかその先のOSインストールでこれだけ苦労するとは思っていなかった。結論からいうと、ゴールデンウィーク前半の3日間、まるで俺の忍耐力とSSDの耐久性を併せてテストしたいのか、と言いたくなるような何度も何度も試行錯誤のインストールの旅となったのだ。
まずはSSDの取り付けに成功した晩、手持ちのMac OS X 10.6 Snow LeopardのディスクでOS Xをインストール、それからソフトウェアアップデートで10.6.8ヘアップグレード。次にあまり深く考えずにAppStoreに接続して、OS X 10.9 Marverickを入れた。
あとは一撃と思って、とりあえず手持ちのWindows XP SP2を入れる。ところがMarverickではWindows 7以降しかインストールできないという表示が出る。ちょっと残念だが、まあXPはサポートも終了したし、Marverickは最新OSだから仕方ないかと思い直し、Snow Leopard (10.6)を再度インストールしてみた。
Bootcampからディスクを半分割り当てて120GBの領域をNTFSでフォーマットしてから、XPをインストールしてみた。
一見、ファイルがコピーできたようだ。安心して見ていると、再起動後に本来であればインストールが続行するはずが、「asmsがない」というエラーが出て、変なi386フォルダーのパスが表示されるが、キーボード入力ができないので、どうにもできない。
あきらめて「キャンセル」をクリックすると、インストールは中断してしまった。Mac OS Xから起動して、USBメモリにi386フォルダーを丸ごとコピーするが、如何せんキーボードが効かず起動後のパス名の指定ができないので、どうにもならない。
ネットで調べると、何度か繰り返すと「運良く」CDやDVDが読めることがある、とあって何度か試して見たが、あいにく俺には運が巡ってこないようで、何とも症状は変わらない。いい加減なもんだ。
何度かやっても駄目なので、次に古いOSでも読めるように、Bootcamp領域を古いWindowsの限界である32Gバイト未満にして、フォーマットもFAT32で行った。読みが当たり、この構成では無事に最後までインストールすることができた。
XP SP2が入ったので、次にSnow LeopardのインストールDVDを入れて、Appleが提供する純正デバイスドライバをインストールする。再起動させて、これでいちおう最低限の環境はできた。
ところが、今度はSP2のせいだか、うちの無線ルーターに無線LAN接続ができない。仕方なく、ソフトバンクからもらったFONルーターをつなぎ、このFONのフリーWiFiでログインして、XP SP3、Google Chrome、Google IME、フリーウェアのアンチウィルスやその他セキュリティツールをダウンロードする。いちおうネットにつないでツールとかゲットする以上は、ある程度のセキュリティ措置は必要だ。
上記の各種ツールのインストールイメージを何とかダウンロードして、最小限の環境は準備できた。
XP SP3をインストールするときに、またいくつかのシステムファイルのインストール先に書けないとかエラーが出るが、これはリードオンリーのMac OS用ディスクにOSローダーや関連ファイルを書き込みに行ってしまうのが原因。
Windiws -> System32 -> DriversにあるAppleMNT.sysというOS Xのディスクをマウントするデバイスドライバを一時的にリネームするなどして、Windows側に見せないようにすればエラーはでなくなり、無事にSP3のインストールが完了する。
●どうやって領域を増やす
さて、これで俺の古いMacBook Air上でまたOS XとWindowsがデュアルで使えるようになった。ところが、現実問題としてWindowsの方がOS Xより指導頻度が多いわけで、それなのにディスクの使用比率がOS Xが200Gバイト以上、Windowsが31Gバイト少々ではあまりに不公平かつ非現実的だ。
ということで、Windowsパーティションを増やそうとするが、まずApple純正の、というかOS Xに付属の「ディスクユーティリティ」でできないか確認してみたが、これはWindowsシステムのパーティションについては、消去以外の操作はできない。とんだ役立たずだ。
次にフリーウェアのパーティション操作ソフトをいくつか試したが、今度はOS Xの領域をいじることができない。商用ソフトならどうかと昔買ったPartition Magic 8を試すが、これはドライブレターが分からないとか屁理屈をいうばかりで、起動画面にすらたどりつけない。
最後に出会ったのが、Paragon Partition Manager 2014 Freeというフリーソフトだ。起動するとメニューのデザインが俺の嫌いなWindows 8ライクだったので一抹の不安がよぎったが、あにはからんや、Macパーティションまでまとめて操作できるというスグレモノ、あっさりとパーティションの比率を変えて110Gと100Gにリサイズすることができた。
●DOSじゃないんだからFATは止めてNTFSにすべし
再起動してパーティションが変換され、その後に見慣れたWindows XPの草原の背景が出てきた。さて、そうはいっても100Gバイト以上の領域でFAT32というのは、やや不安である。
どうせなら多少のエラーやトラブルにも頑丈なNTFSにしようと思い立ち、今度はDOS窓からConvertコマンドを使ってFAT32をNTFSに変換した。
これも起動ドライブであるCドライブを変換するので、やや面倒くさい。まずは「CONVERT C: /FS:NTFS」ということで、CドライブをNTFSに変換しようとすると、使用中だがマウントを解除するのか? と訊いてくる。
ここでYesにすると二度とXP SP3に会えないかもしれないので、いったんNにする。その後、再起動後に変換するか?と訊かれるので、ここをYにして、いったんシステムを再起動する。
再起動はやや時間が掛かるので少し不安になったが、無事にNTFSになった。それにしても何度も何度もインストールを繰り返して、SSDの素子がけっこう傷んだのではないだろうか。まあ1年保証なので、壊れるなら1年以内にしてもらいたいものである。
まあこういうのはこちらの願望より作り手の執念が勝つもんで、だいたい1年と2ヶ月くらいで壊れるものと相場が決まっている。ということで、ぜひ壊れないで末永く活躍してもらいたいと思う。
いずれにせよ、それまで5分以上掛かっていたWindowsの起動が1分弱程度に収まっているので、SSDを導入した効果は絶大といえよう。なぜ2009年以降のMacBook AirはSSDのみになったのか、よく分かった3日間であった。
2014年4月30日水曜日
古いMacBook Airを甦えらせるには困難がともなう(SSD編)
2年前に中古で買ったMac Book Air 2008年後期型(Late 2008の意訳)だが、サイズはちょうどいいし、キータッチは自分好みだし、バッテリーもまだヘタッてないし、ぎりぎりMac OS X 10.9 Marverickはインストールできるし、まあまあ気に入っている。
しかしながら、メモリが2Gしかないこと、内蔵ディスクがサムソンの120Gハードディスクであることがネックとなって、これでもかというほど速度が遅い。
以前はこれにParallelsという仮想化ソフトを入れてWindows XPを動かしていたので、これまた仮想マシンを起動するのに10分以上、今度は何かソフトを起動するのに5分と時間が掛かり、オフィスソフトなどで1つ操作するのに、30秒待ち、並べ替えでまた1分待ち、とひどい時間が掛かる代物であった。
いったん仮想環境はあきらめ、Bootcampでネイティブで動作させるようにした。それで何とか実用には堪えるが、所詮メインRAM2Gの悲しさ、ちょっとでもスワップが発生すると、何だか年寄りが深呼吸しているように止まってしまうのであった。
ということで、SSDにするしかないかと思い立ち、まずは米国Amazon.comで探したOWC(Other World Computing)というMac専門の周辺機器メーカーで120GBで167ドルというのを見つけて、個人輸入で買おうとした。
翌日、米国らしく武骨な小さなパッケージが届いた。SSD本体、ケーブル、両面テープに加え、工具類があるのがうれしい。
説明書も何もないが、製造元のサイトに取付説明のビデオが置いてある(英語)。とりあえず拙い英語力ながら頑張って全部聴き取って日本語に直したので、以下の説明を参照されたい。
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まず完全なバックアップを取ります。
裏ブタは10本のネジで留められています。
まず上の中央2つのネジを外します
裏ブタは10本のネジで留められています。
まず上の中央2つのネジを外します
次に左右のネジを外します。これで後がネジが4個はずれました
最後により小さい残り6つのネジを外していきます。
データコネクターですがこれは付属のプラスチック製品のヘラを使って注意深くコネクタを外します。
次にディスクと本体の間にあるマイクロフォンケーブルを注意深く外します。ケーブルに損傷与えないように注意深く外していきます。この時もプラスチックヘラを使うと良いでしょう(これまた上図参照)。
小さなプラスチック製のフタがしてあります。それを取り上げてディスクを固定しているネジを外します(上の図だと緑のヘラの2cmくらい左方にある小さな突起)。
左下、右下、右上のネジの場所はわかりやすいですが、左上のネジだけはリボンケーブルの下にあるので、ケーブルに傷をつけないよう、注意してネジを取り外します。
これでディスクユニットが外れるようになりました。
いよいよ新しいSSDディスクを取り付けます(ケーブルは、今までのディスクに付いていたものではなく、付属のケーブルを使います)。
(筆者注: というのはディスクのサイズが元々のものより微妙に大きいので、古いディスクのようにネジでつけるのではなく、両面テープでMacBook本体と新しいディスクを取り付けるからです)。
ディスクが固定されたら、コネクタを元の位置に指します。マイクロフォンケーブルをプラスチックの出っ張りの下にもう一度戻します。裏ぶたをしっかりと閉めます。
まずは中央の大きなネジ2つをはめます。次に両端の中位のネジを入れます。最後に残った6個のネジをきっちりと締めて出来上がりです。
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さて、たまたま俺のLate 2008ハードディスクモデルだけが、あるいはこの時期のロットだけがそうだったのかもしれないが、ハードディスクを固定するのに、プラスチックの小さな枠が使われていて、しかも脇の別のケーブルのコネクタがこのプラスチック部品と一体型になって、このままではややサイズの大きいSSDを差し入れることができない。
あれこれ試したが結局どうにもならないので、30年近く使っている愛用のニッパーを取り出し、最小限必要な部分を残してこの枠を切断してしまった。□の形のうち、上だけを残し、左、下、右の枠はなくなってしまった。
これでもSSDはこのスペースには一杯一杯で、しかもコネクタの位置が上下どうも逆なようで、リボンケーブルをぎゅっと折り曲げて無理やり押しこむようにして、何とか据え付けることができた。この辺はアメリカ製というか、ちょっと雑な作りだ。もしかして、同じ型のMacBook AirのSSDモデルなら合うのかもしれないが。
裏ブタの10個のネジを元の順番で締めて(まだきちんと動作するか分からないので、この時点では本締めはせず、8分くらいまで仮締めしておいた)、外付けDVDドライブをつないで、Snow LeopardのDVDから起動した。
起動画面からディスクユーティリティを使い、SSDが認識されるか確認した。写真のように無事に認識されていた。
これで一件落着と思ったが、ここからOS XとWindows XPのデュアルインストールには、俺のゴールデンウィーク前半の休日が全部潰れるほどの苦闘が待ち構えていたのだ。
さすがにXPもサポート外になってこれから漸減するだろうし、古いMBAで古いOSを使う人口は少ないと思うが、MacBook AirでWindows XPを使いたい人は余計な苦労をしないためにも、後編(XPインストール死闘編)を必ず読むべし。
起動画面からディスクユーティリティを使い、SSDが認識されるか確認した。写真のように無事に認識されていた。
これで一件落着と思ったが、ここからOS XとWindows XPのデュアルインストールには、俺のゴールデンウィーク前半の休日が全部潰れるほどの苦闘が待ち構えていたのだ。
さすがにXPもサポート外になってこれから漸減するだろうし、古いMBAで古いOSを使う人口は少ないと思うが、MacBook AirでWindows XPを使いたい人は余計な苦労をしないためにも、後編(XPインストール死闘編)を必ず読むべし。
2014年4月10日木曜日
たとえ17K円でも真空管アンプは音も温度も暖かい - エレキットTU-H80
もともとエレキギターを趣味としていたため、真空管アンプというと何やら思い入れがある。あるとき、某安売り激安電子ショップのメルマガで真空管アンプの特集があり、見ているうちにどうしようもなく欲しくなってしまった。
まずは1万円でお釣りが来る真空管ヘッドフォンアンプを買おうと思ったが、やはり音質に限りのあるイヤフォンやヘッドフォンを使うより、スピーカーを駆動できる程度のパワーアンプ内蔵型の方がいいように思った。
あれこれ探していたが、けっこう部品剥き出しのキットでも、全部真空管となると3万とか5万とか8万とかそれなりの値段がする。結局、プリアンプが真空管でパワーアンプがデジタルアンプのエレキットTU-H80を17,000円也で通販でゲットした。
厳密にいうと、これはハイブリッドアンプであり、純粋な真空管アンプといえるのかは分からないが、いちおう聴きたい音楽が古いジャズがメインであること、スピーカーはYAMAHAの古いミニブックシェルフ型であること、デジタルアンプなので理論的には歪みはゼロに等しいことを考慮すると、まあプリアンプだけでも十分真空管の音を楽しめるだろうと思った。
さて、すぐにキットは届いた。何だか段ボールの紙質が紙ジャケット仕様のCDみたいで、ちょっと包装だけでもウォームな感じがする。いちおう部品は全部OKだ。
キットといってもほとんどの部品が基板に実装されているので、こちらでやるのはポピュラーな12AX7型の真空管を基板上の真空管ソケットに挿すこと、そしてその基板を金属製のシャーシに取り付けることだけである。
真空管をしげしげと眺めたり、触ったり、転がしたり、果ては匂いを嗅いだり舐めたり、ずいぶんチンタラと作ったが、それでも30分で組み上がった。
まずは何はなくても、Wes Montgomeryを聴く。これまで使っていた普通の数千円のデジタルアンプに比べると、中域が強いような気がする。もともと圧縮オーディオなんで、低音とか高音が弱いとは思うのだが、アナログっぽいウォームさがある。
いちおうデジタルアンプも再度つないで聴き比べるが、ピアノとかウッドベースの音は妙に心地よく感じる。
ひとつ困ったのは電源スイッチ兼ボリュームを入れると、しばらくは左チャネルから音が出ない。不良品かと思ったが、ボリュームノブを11時近くまで回すと両チャネルから音が出てきた。どうも二連可変抵抗の接触が悪いだけのようだ。返品するのも面倒なので、得意の接点復活剤をしゅーと一吹きする。多少はマシになったような気もする。
次に辻井伸行くんのラフマニノフの音を聴いてみる。これもまたクリアながらウォームに響いている。周波数特性でいえば、中域が強く高い周波数の成分は少し弱いような気もするが、全くストレスを感じない心地よい音である。
さてボーカルも聴いてみようと思い、少し悩んだが、同世代の星、小泉今日子の「My Sweet Home」をリファレンスとして聴いてみた。あまり上手ではないが、囁くようなキョンキョンの声がこれまた切ないように響いてきた。
さらに先日惜しくも急逝してしまった大瀧詠一「Long Vacation」と「Each Time」を再生してみる。複数のピアノやギター、ストリングスを重ねた重厚な大瀧サウンド(ウォールサウンド)は、真空管との相性は抜群に思えた。
まあ正直、歪みのなさや周波数特性という意味では、デジタルアンプの方がいいのかもしれないが、まあ古いオーディオ機器のような感じが、中年オヤジの自分の聴感には心地よいということなんだろう。
まずは1万円でお釣りが来る真空管ヘッドフォンアンプを買おうと思ったが、やはり音質に限りのあるイヤフォンやヘッドフォンを使うより、スピーカーを駆動できる程度のパワーアンプ内蔵型の方がいいように思った。
あれこれ探していたが、けっこう部品剥き出しのキットでも、全部真空管となると3万とか5万とか8万とかそれなりの値段がする。結局、プリアンプが真空管でパワーアンプがデジタルアンプのエレキットTU-H80を17,000円也で通販でゲットした。
厳密にいうと、これはハイブリッドアンプであり、純粋な真空管アンプといえるのかは分からないが、いちおう聴きたい音楽が古いジャズがメインであること、スピーカーはYAMAHAの古いミニブックシェルフ型であること、デジタルアンプなので理論的には歪みはゼロに等しいことを考慮すると、まあプリアンプだけでも十分真空管の音を楽しめるだろうと思った。
さて、すぐにキットは届いた。何だか段ボールの紙質が紙ジャケット仕様のCDみたいで、ちょっと包装だけでもウォームな感じがする。いちおう部品は全部OKだ。
キットといってもほとんどの部品が基板に実装されているので、こちらでやるのはポピュラーな12AX7型の真空管を基板上の真空管ソケットに挿すこと、そしてその基板を金属製のシャーシに取り付けることだけである。
真空管をしげしげと眺めたり、触ったり、転がしたり、果ては匂いを嗅いだり舐めたり、ずいぶんチンタラと作ったが、それでも30分で組み上がった。
シンプルなデザインのケースは横置きでも縦置きでもできる。どちらで使うか分からないので、数カ月前にコンビニで買ったゴルゴ13の漫画を敷物にした。
そして、これまでリビングでiPhoneの再生用に使っていた小型ブックシェルフ型スピーカー、YAMAHA NS-10MMをつなぐ。かつてプロのスタジオの定番モニタスピーカーであったYAMAHA NS-10Mの弟分であり、単行本程度の大きさのスピーカーでは一番いいスピーカーであり、この小さな10Wx2の真空管スピーカーで使うにはちょうどいいのではないだろうか。
まずは何はなくても、Wes Montgomeryを聴く。これまで使っていた普通の数千円のデジタルアンプに比べると、中域が強いような気がする。もともと圧縮オーディオなんで、低音とか高音が弱いとは思うのだが、アナログっぽいウォームさがある。
いちおうデジタルアンプも再度つないで聴き比べるが、ピアノとかウッドベースの音は妙に心地よく感じる。
ひとつ困ったのは電源スイッチ兼ボリュームを入れると、しばらくは左チャネルから音が出ない。不良品かと思ったが、ボリュームノブを11時近くまで回すと両チャネルから音が出てきた。どうも二連可変抵抗の接触が悪いだけのようだ。返品するのも面倒なので、得意の接点復活剤をしゅーと一吹きする。多少はマシになったような気もする。
次に辻井伸行くんのラフマニノフの音を聴いてみる。これもまたクリアながらウォームに響いている。周波数特性でいえば、中域が強く高い周波数の成分は少し弱いような気もするが、全くストレスを感じない心地よい音である。
さてボーカルも聴いてみようと思い、少し悩んだが、同世代の星、小泉今日子の「My Sweet Home」をリファレンスとして聴いてみた。あまり上手ではないが、囁くようなキョンキョンの声がこれまた切ないように響いてきた。
さらに先日惜しくも急逝してしまった大瀧詠一「Long Vacation」と「Each Time」を再生してみる。複数のピアノやギター、ストリングスを重ねた重厚な大瀧サウンド(ウォールサウンド)は、真空管との相性は抜群に思えた。
まあ正直、歪みのなさや周波数特性という意味では、デジタルアンプの方がいいのかもしれないが、まあ古いオーディオ機器のような感じが、中年オヤジの自分の聴感には心地よいということなんだろう。
2014年4月9日水曜日
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