iPhone用のACアダプターに差して、iPadやKindle Fireとペアリングする。このときためにiPhoneとうまくペアリングできないときがあるが、そのときはいったん作られたプロファイルを削除して、再度新規でペアリングすると上手くつながる。
そしてアナログのミニジャックケーブルから愛用のBuffaloのBBEデジタルアンプにつなぎ、YAMAHA NS-200で再生する。この値段でこれならコスパはいいか、と思える音質である。
これと同じ程度の音が得られるのかと思い、今度はAmazonで600円前後で売られている、バッテリー内蔵型の激安の中華bluetoothオーディオインタフェースをゲットした。
これでいちいちACアダプターにつなぐ手間から開放される。また外出時も胸ポケットにでも入れれば、少しはイヤフォンケーブルの取り回しも楽になるかと期待した。
さて、いざiPhoneにペアリングしてみる。標準ドライバで動くので、機器とのペアリングはとても簡単だ。
そしてまずは最近愛用しているZero Audio(ゼロオーディオ)のBasso(バッソ)というコスパのいいイヤフォンで聴いてみる。
Bassoの名に恥じず、引き締まった低音、そして高域から低域までバランスよく再現され、そのくせ価格は3千円前後と、今年イチオシの製品である。
一瞬、Bassoが壊れたのか、それとも我が耳がおかしくなったのかと思った。音質は過去に初めて買った無名メーカーのAndroidパッド並み。実は2ヶ月くらい前に、このイヤフォンを1回家の玄関で落としてドアに挟んでしまい、塗装がハゲてその上やや筐体に傷が入ってしまった。
まさかそのときのダメージが今頃来たのかと、一瞬焦った。
下は150Hzも出ているか分からないが、穴の奥で鳴っているようなコモった音。ジャズを聴いているが、ウッドベースの豊かなはずの低音が全然響いてこない。
逆に上もこれまた鼻が詰まったようなコモった音。周波数でいうと14kHzも出ているか怪しい。下も上もこんな調子なので、全然音が抜けない。
ということで、電源がACアダプターか内蔵の小型充電池かという違いのせいかもしれないが、これは音楽を聴いていいレベルの音質ではない。おそらく2千円くらいの、ある程度有名で多くの人が買っている製品を選ぶのがいいのだろう、きっと。
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