以前も書いたように、GMOとくとくインターネット(トラップに掛かってしまい、結果的には大損だったが)のWiMax2+について違約金を払ってまで解約し、手元に残ったHWD15にMINEOのau回線の格安データSIMを差し使っていた。
HWD15はWiMax2+ルータだが、WiMaxが使えなければauの回線を読みに行くはずなので、そのまま普通に使えばよいと考えたのであった。どうせモバイル用予備回線だし。
実際にネットの利用者の記録を読むと、HWD15+MINEOのSIMで何とかなっているという例が見られるし、そもそもHWD15はMINEOサポートページでも動作確認済みハードウェアに入っており、何の心配もないように思われた。
ところがいざMINEOに加入し、WiMaxを解約したが、これが反応は鈍いわ、やっとつながってもダウンロードが異様に遅いわで悩まされていた。たとえばKindleで買ったわりと文字の多い(=データ量が多いとは思えない)本のダウンロードでさえ、途中で止まったかと思えるほど遅いのである。
それでも東北の山奥の家人の実家や信濃の山奥の秘湯等では使えていたので(一部、山奥過ぎてauの電波さえ拾えない場所もあったが)、とりあえず我慢して保持し続けていた。
ある日、その手の記事を探していると、HWD14やHWD15でどうしてもつながらないときは(若干セキュリティ面での不安はあるが)内蔵ルータ機能をオフにしてブリッジモードで機器と回線を直接つなぐという方法が紹介されていた。
これで決め手になるかと思ってやってみた。多少レスポンスやよくなったような気はするが、劇的な改善は見られない。しかも機器が1台しか使えないので、俺1人だけでも2代目2008年製MacBook Air、初代iPad mini、iPhone6、Kindle Filreなど何台も使っている現状を思うと、これも何とかしないといけないとも思った。
とりあえず現在の通信量を確認しようと、iPhoneのMINEOサービスアプリを起動した。そこで見て何とびっくり。節約スイッチがONになっていた。ということは、200Kbpsのまま使い続けていたということだ。
このアプリのパスワードは相当昔に忘れてしまい、少なくても今年いっぱいはアクセスした記憶はないので、このセッティングが昨年から続いていたことになる。
まさかと思ってMINEOスイッチをOFFにすると、何だか普通に通信できた。ついでにSpeed Testで測ってみると、遅くても2Mbps、速いときは7Mbpsくらい出ている。
おそらく俺が好奇心は強く、そのくせセコいので、節約スイッチで遊んでいるうちにONにして、それを忘れてずっと使い続けていたのだろう。
ということで、もしHWD15+MINEOでうまく動作しないときは、1)ECOスイッチがONになって200Kbpsになっていないかチェック、2)ブリッジモードにする、という順番で探してみるべし。
それにしても長い道のりであった。どれだけの時間を無駄にしただろうか? いつものことではあるが。
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