2017年1月7日土曜日

なぜ中古のau iPad Airセルラーモデルは安いのか

初代iPad miniをこれまで使い倒してきたが、画面解像度は1072x768で10年前のPCと変わらず、さらにiOSのバージョン10になったら、サポート対象機種から外れてしまった。

そもそも現行バージョンでも相当速度が遅くて困っていたので、この機会にそこそこ最近のiPadを買おうかと考えた。

そう思ってApple Storeとか見ていると、最近のモデルは5万円とかそれ以上する。iPadといっても道楽というか玩具的な使い方なので、そこまでは出せないかと思って一度はあきらめかけた。

ところが、Apple Storeの整備済み品のところを見ていると、3万円ちょいくらいでiPad Airの32GBモデルが売られていた。整備済み品ではよく16GBモデルが2万円台で安く出ているが、実際使っていてもこれではあっという間に領域が一杯になってしまうので、32GB以上は必須と思えた。

次に悩んだのは同じくらいの価格帯で、第4世代iPad(iPad Airの1代前のモデル)128GBモデルが買えることである。128GBもあればいいなあと思う反面、CPU性能で半分、重量も150g重い旧モデルを買うのもちょっと悩ましいところで弱った。

その後、何気にAmazonとかで中古品を調べていると、auのセルラーモデルのiPad Air 32GBモデルが3万円前後で手に入ることが分かった。

ネットであれこれ調べていると、別にauのセルラーモデルであろうと普通に家の無線LANとかでネットにつなげるようであるし、さらにいえばうちにはau系のMINEOのマイクロSIMもあるので(モバイルルーターHUAWEI HWD15用だが)、それで使えばむしろWiFi版よりも外出とかにも持って行けて、いいかとも思った。

また売り元もソフマップなんで、個人で売買するよりは多少は信頼性もあるだろうとも思った。

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ということで2日後には、やや汚れたiPad Airの箱が届いた。Lightningケーブルはなかったが、どうせ家にiPhoneやiPad miniで使っているケーブルが何本もあるので全然大丈夫だ。

中身は思った以上にキレイでホッとした。さっそく電源を入れてセットアップを開始する。

裏面を見ても目立つ傷もない。小キズはあるので細かいことをいえばキリはないが、中古でこれなら上出来であろう。どうせiPadはカバーを着けて使うので、小キズはあまり関係ない。

ということで間は省略するが、あっさりセットアップは完了した。別にau版でも何の問題もなく、うちの無線LANに接続できた。

そもそも「設定」→「モバイルデータ通信」を選び、これをオフにするとauであることすら忘れさせることができる。WiFi版と同じというべきか。

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次に手持ちのau系格安SIMであるMINEOのマイクロSIMを取り出して、本体に挿してみる。iPadの右側面下部にあるマイクロSIMスロットを開ける。


たまたまSIMサイズの変換アダプターを買ったときにSIMスロット用オープナーがあったので、それを使ってスロットを引き出した。

SIMスロットに手持ちのMINEOのマイクロSIMをセットした。再びかちりと音がするまでSIMスロットに差し込む。


さてSIMスロットを差し込み、モバイルデータ通信をオンにすると、何もしないであっさり電波を掴んでくれた。

ドコモ系のSIMだと下駄を履かせるとかいろいろ面倒だが、幸いMINEOのau系SIMを持っていたのであっさりできてよかった。

ということで3万円の中古だが、これで次の5年はいろいろ役立ってもらえそうだ。ドコモ系のSIMが使えないということで敬遠されがちかもしれないが、WiFi版と割り切って使うか、MINEOのSIMで使えば全然問題ない。

ただしソフトバンク系のSIMはないので(出そうともいうが、何だか制限が多いようだ)、ソフトバンク系のセルラーモデルは止めておくべし。

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