先輩のバンドのサポートで川崎に行ってジャズやボサノバのベースを弾いているが、ベース人口は少なく、発表会での他の演奏者のサポートも頼まれ、週末のどちらかは川崎駅まで遠征という感じだ。俺ごときで需要があるとは、太平洋戦争末期の学徒動員のようなものだろうか。
最初は愛用のBacchusの南沙諸島製ジャズベースを持ち運んでいたが、付属の薄いソフトケースは今にも壊れそうだし、クッションもないのに駅の自動改札機にボコボコぶつけてしまい、このままではいくら頑丈な南沙諸島でも壊れてしまうと思い、ベース専用のケースを購入することにした。
あれこれ探してみたが、ふと目に止まったのは有名ブランドRITTERのギグバッグだった。いくつか選択があったが、いわゆるロングスケールのプレシジョンベースやジャズベースが入るサイズとしては一番コスパのよかったRITTER RCG400-9Bを購入した。
材質は化学繊維のようなもので、あまり高級感はないが、しっかりしている。またファスナーのつまみはRitterのロゴマークの入った十分な大きさで、つまみやすいのに加えて、何だか格好いい。
また大きなクッション付きの持ち手と、肩への負担が少ない幅広のストラップ2本でリュックサックのように背負える。電車に乗って何度も川崎に通ったが、前の激安ペラペラケースとは比較にならない持ち運びのしやすさだ。
ポケットは3つあり、上は平たくて幅広で楽譜や教本がらくらく入る。また2番めのポケットはやや厚みがあるので、シールド、コンパクトなエフェクターといった小物が入る。下の小さなポケットは小振りなんで、クリップチューナーとかピックとかさらには小銭入れとかに使える。何とも痒いところに手が届くようなサービスだ。
またネックの部分にはマジックテープでベースのネックを中で固定するためのベルトが入っている。やや幅広な作りなので、先日ゲットしたIbanezの5弦ベースも何としっかり収まった。ミディアムスケールのYAMAHA MBなんてブカブカなくらい、あっさり入るが、ベルトで固定できるので中で動いたりしないのも素晴らしい。
ということで、ベースやギターの持ち運びは今後これで十分だ。さあ次は自分の技量をしっかり磨くことか?
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