2017年11月10日金曜日

名前だけは精悍な景品ラジヘリ「龍雅」は飛ばなかった

先般のダイハツの軽自動車をゲットする際にお店の人から、「クレーンアームの「く」の折れているところに○マークがありますが、アームはこの下に降りるので、そこで狙ってください」と教えてもらい、2千円くらいスったが、それでもコツを掴んだので、もう1つ挑戦してみようと思った。

あれこれ見ているとラジコンヘリがあった。実はドローンは持っていないが、ラジコンヘリは歴代何台か持っているほど好きなので、これを狙ってみた。

何度か掛かったが、4回くらいでヘリコプターはどすんと落ちてきてゲットできた。アキハバラ風店員さんがアニメ声で「おめでとうございまーす」と言って箱を吊っていたゴムを回収していった。

見た目はなかなか精悍だが、中身はかなりポンコツであった。


裏面はマニュアルになっている。赤外線通信のようでなかなか好感が持てる。

本体の下にコントローラーが格納されている。

ヘリコプター本体は4枚羽根で、俺が過去に買ったものと比べても何ら遜色はない。なかなか期待が持てる。

バンド切り替えもでき、また微妙なコントロールにも耐え、本体への充電テーブルも持つコントローラー。俺の他のラジコンヘリに使えないものかいずれ実験してみたい。

必要な電池は6本。ヘリコプター本体には充電池があり、1回の充電で15〜20分くらいは飛行できる。

コントローラーの端子から充電する。

30分後に充電が完了した。さっそく飛ばしてみる。赤いランプが否が応でも期待を高めてくれる。



何だか不安定で全然まっすぐ飛ばない。トリムで左右の調整をしてみるが、全然まっすぐ飛ばない。そぉーっと主翼の回転を上げていくが、少し浮き上がると機体が回ってしまう。

よく観察していると、テイルローターが回転していない。ヘリコプターは大きなメインローターで上への浮力を生み出し、そこで生じる横回転をテイルローターで反対向きの力を加えてまっすぐの姿勢を保つものであるが、そちらが動いていないのであれば機体が回ってしまうわけであろう。

テイルローターに回転を伝える部品に異常でもあるのかと思い、機体を調べてみてびっくりした。何とそもそもテイルローターが回転する軸がダミーで回転するものではないのだ。

つまり最初からまともに飛行することを想定した設計になっていないということだ。UFOキャッチャーであっさり取れたラジヘリではあるが、単なるガラクタとしか言いようがない。既存のラジヘリの取れる部品を取ったら捨ててもいいかな。

結局、安いラジコンヘリを買ってしまう。何だか悪循環だ。

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