2018年5月24日木曜日

ギターの弦の不要な鳴りを抑えるミュート 〜とりあえずこの2つのポイントはマスターしておく

エレキギターでは、不要な弦の鳴りをどう防ぐかは、けっこう大変です。

いわゆる消音(ミュート)と呼ばれるテクニックです。

たまにギターマガジンの記事とかに書かれていた記憶はありますが、あまり本とかにもありません(最近はネットでいろいろ解説がありますが)。


特にソロはもちろん、ジャズのコード弾きでは、ルート、3度、5度をオミット(省略)して7度や9度、11度、13度とテンション音を入れます。

そのため、6本の弦のうち1〜2本の弦はつねに鳴らないように、どこかで軽く触れておく必要があります。

たとえば5弦ルートの時は6弦を鳴らすと、ひどい不協和音になり、しかも一番太い弦なので音量も大きく、かなりひどい音になります。

ということで、5弦を押さえた指の先端を6弦にも軽く触れさせて鳴りを押さえたり(ピックは当たるので、カチャというパーカッシブな音はしますが)、親指を伸ばして6弦に触れたり、という処置が必要です。

人によってやり方は違うかもしれませんが、自分の場合をご紹介します。

多少なりとも困っている方のご参考になれば、幸いです。

左手は指の腹で

たとえピッキングしていなくても、逆に運指の途中で細い方の弦を擦ってしまい、ビョーンと鳴ってしまうことがあります。

たとえば、3弦を鳴らしている場合、指の腹で2弦と1弦に触れます。

さらに1弦は細くて触れにくく、うまくミュートできないこともあるので、指の付け根に近いところで1弦に触れています。

右手は小指側の側面を線として使う

次に鳴った際の影響が大きい太い弦のミュートです。

たとえば全然関係ないコードの時に、一番音の太い6弦Eの音がボーンと鳴ってしまうと、ひどいことになります。

高音弦なら、不協和音がひどくなるアヴォイドノート以外は、「ちょっと変わったテンションコードを入れてみました」とすっ惚けることもできますが、低音弦は全体の雰囲気を決めるため、鳴ってしまうとぶち壊しです。

基本的に、ピッキングする右手の小指の付け根から手首まで(空手チョップやプロレスの逆水平で相手に打ち当てるところ)をブリッジに乗せています。

この写真では3弦を弾いているため、4〜6弦のブリッジの真上に軽く触れています。

ピッキングに合わせて、4弦の時はその分手が移動して、5〜6弦のブリッジの真上にあるようになります。

6弦を鳴らす時は右手のミュートはなくなり、その分、6弦を押さえている左手の指の腹で、1〜5弦に触れることになります。

一歩ずれて鳴らすべき弦に触れてしまうと、ポコポコとミュートするような音になってしまうので、ブリッジに手を置いたピックングの反復練習が必要になります。

演奏のダイナミクス(迫力や強弱)を忘れずに

ただし、弦の鳴りを抑えるあまりに、演奏のダイナミクスが犠牲になるようでは本末転倒です。

自分ではミュートはそれなりにできているので問題ないと思っていたのですが、以前、ジャズギターの師匠に「何だか弾き方がこじんまりしているなあ、もっと元気よく弾かないと」と注意されたことがあります。

「ミュートも大事だし、自分も常に必要な弦以外には指か手のどこかが必ず触れるようにして、鳴らないように習慣付けているけど、その前にしっかり強弱のあるピッキングをしないと」ということです。

まずは変な音が鳴ってしまっても、自由自在に弾けるように練習して、その上で少しずつ左手や右手のミュートを習慣付けて行くべきでしょう。

ちなみに今回ご紹介した方法以外でも、ミュートの仕方はいろいろあるようです。

これはこれで、通常の練習と並行して研究していくべき分野ではありますね。


ちなみに先月号のギターマガジンは日本のジャズ特集で、よくぞ調べたと思うほど、ニッポンのジャズの歴史が記載されていて、大変面白かったです。おすすめです。


2018年5月18日金曜日

【釣りえさ】余ったイソメはたったの2時間で塩イソメにして再利用しよう

(注意: イソメの写真がたくさんあります)

先日、強風の中、プロマリンのプロフィット遠投サビキ竿をテスト使用したものの、時間(と強風に煽られて体力が・・・)の都合で2時間で納竿となったため、イソメが大量に余りました。

<過去記事>

カーボン65%のプロマリン プロフィット遠投サビキセットを東扇島西公園で使ってみた


いつもだと余らせた場合は、近隣の釣り人に差し上げて使ってもらうか、そのまま海に廃棄していました(チヌや根魚の餌にでもなればいいのですが、生態系に影響があるのかちょっと気になります)。

しかし塩で締めて干物にすると、1ヶ月くらいは再利用でき、生き餌とまでいかなくても、それなりに魚は寄せられるというので、バケツの底に入れたまま、持ち帰ってきました。

翌朝、玄関の下の冷暗所に置いておいた袋を取り出しました。

まだまだイソメたちは元気にうごめいていました。

まず大きなピザのパックのフタに空けて、庭の流しでイソメをよく洗います。

マンションとかお住いの方は、風呂釜とか使うのがいいかもしれません。

イソメが器から出て下水に流れ込んでしまわないよう、流しのシンクのフタは閉めました。

また、水量も勢いよく出ないようにして、ちょろちょろと流して、1匹ずつよく洗います。

イソメの体の乾燥防止のため、おが屑に覆われていますが、それらは洗い流します。

最小限の水気だけ残し、釣具屋で買った元のパックに洗ったイソメを再び入れました。



コストコでゲットした巨大な食塩を持ってきました。

たっぷり振り掛けて(大さじ2〜3杯くらい)、イソメを塩漬けにします。

この後、指を突っ込んで、塩をよく混ぜ込みました。

写真だと頭を出している個体とかいますが、この後、よく混ぜ込んだので、どのイソメも塩まみれです。


30分くらい塩漬けにして待ちます。イソメはぐったりしました(合掌)。

新聞紙に空けて、水分を新聞紙に吸わせつつ、からまったイソメを1本1本ていねいに取り外します。

手早く、それでもていねいにやらないと、イソメがどんどん千切れてしまいます。

もっとも干すとさらに千切れるし、実際に使うときに細すぎても釣り針に刺せないので、細すぎる個体や、尻尾の細いところは捨ててしまっても構いません。

この日は5月とは思えないほど、とてもいい天気なので、キッチンペーパーの上で(新聞紙でもよかったかもしれません) 干しました。

1時間半くらいでかなり乾いてきたので、日陰に移し、そこでもう1時間くらい陰干しにして、再び容器に移しました。

ちなみにうちの庭の生態系がいいのかもしれませんが、干しイソメのところに小さなアリが何匹かタカっていました。

短時間だからと地べたに干してしまいましたが、アリとかハチとかには注意が必要です。

そういえば、横須賀とか伊豆とかの堤防で釣った時、イソメを素手で千切ったりして手にイソメの体液が付着しているせいか、スズメバチにタカられたり頭上でホバリングされたり、けっこうスリリングなことが何度もありました。

魚にとって魅力的なだけでなく、虫にとってもいい臭いのようです。どうぞご注意ください。


あとはプラスチックのパックをさらに新聞紙で包んで、冷凍庫の奥に押し込みました。

さて、どこまで効果があるのか、また近々あらためてブッコミ釣りとかトリックサビキで試してみて、ご報告できればと思います。

<2018年9月追記>

その後、初夏のある日、上記で作った塩イソメと最小限の仕掛け(6号バリのピンクサビキと7号バリのチョイ投げ仕掛け)を持って、江ノ島の対岸、片瀬漁港に珍しく電車で行きました。

わりと渋くて常連らしき人たちも当たっていませんでしたが、いちおう先端でフグ(フグはエサ取りなんで困ったものですが)とやや大きめのウミタナゴが連れました。

塩イソメのパワーを江ノ島・片瀬漁港で試したら食いは渋くてもフグとウミタナゴが連れた


カーボン65%のプロマリン プロフィット遠投サビキセットを東扇島西公園で使ってみた

やや風が強かったのですが、何だか初夏のようないい天気なんで、ちょっとだけ東扇島西公園に行ってきました。

実は春先に、安い竿では驚異的にいいと評判のプロマリン プロフィット遠投サビキの振出竿をゲットしたので、そのテスト使用を早くしたくて、ウズウズしていたのでした。


カーボン率が65%、また適合オモリは8〜15号ですが、ネットで調べると20ごうくらいでも投げている人がいるようです。

何だか意外に高級感のある精悍な見た目です。


もともとプロマリンのDU-3000という安いリールが付いていたのですが、いつも使っているSHIMANOの3000でいきます。

金曜の午後でしたが、意外に人がいました。

回遊魚も釣りやすく、潮通しの良い公園先端部は、もはや入れる余地はありませんでした(金曜とはいえ、平日なのに・・・)。

それでも第一駐車場の釣具店の屋台で一番小さいイソメパック(420円)を買い、奥の第二駐車場から、とりあえず人の少なめの緑地の脇が空いていたので、そこに荷を下ろしました。

けっこう強風で、波も高いです。

東扇島西公園は海面から少し上にあり、フェンスもあるので大丈夫ですが、ちょっと風がきついレベルです。

穂先はかなり柔らかい


まずは4号針のサビキ仕掛けをセットアップしました。




ちなみにサビキ針はタックルベリーのショップブランドのピンクサビキです。

何と、3セット入りで210円。

たまに1セットで90円は見ますが、おそらく業界最安値でしょう。

ピンクしか見たことないのですが、これで白とピンク、双方あれば完璧なのですが。


そして、人工アミエビに少し海水を足して、アジ用の寄せエサを混ぜ、サビキ仕掛けをセットします。

ついでに変形トリックサビキにして、イソメを3分の1ずつ千切って、下の針から付けていきます。

実は東扇島西公園の真ん中から奥にかけては、居着きと思われるウミタナゴがいるので、うまく寄せることができると、少なくてもボウズは逃れられます。

サビキだと見向きもされないことが多いのですが、生きエサの効果は絶大で、イソメを付けておくと、サビキでもブッコミでも、食ってくれることが多いです。

強風に煽られる

さっそく竿を出します。

かなり先端は柔らかく、サビキの8号下カゴの重みプラス強い風にあおられ、けっこうしなっています。

いったんカゴが着底したので、少し引き上げます。

いつもだとウミタナゴとかフグが寄ってくるのですが、強風のせいか、アタリは全くありません。

しかも、風で穂先がひゅんひゅんしなるので、あまり繊細な感覚は分かりません。

逆にいうと、風がなければ、けっこう微妙なやり取りができるのではないでしょうか。

そのうち、ビクッと反応がありました。ロッドがけっこうしなって、しっかりとハリ掛かりしているみたいです。

ゆっくりと引き上げると、20cmほどのコノシロが掛かっていました。

強風の上、昼前で周囲を見渡しても渋いようでしたが、4.5mというロッドの長さのおかげか、うまくコノシロの通り道に掛かっていたようです。

強風の中、とりあえずデビュー戦としてはいい感じでしたが、次回はもう少し穏やかな状況で、チョイ投げや飛ばしサビキでも使ってみたいと思います。

2018年5月6日日曜日

ランボルギーニ好きには結構うれしい2018年版マジョレット

子供の頃からのスーパーカー好きで、相変わらずミニカーコレクションは細々と続けています。

ミニカーといえば、トミカが有名ですが、車種の選択の渋さ(ややフランス寄りなのは、フランスの会社なんでやむを得ないと考えるべきでしょうか)、また後部グリルのメーカーエンブレムや車名がきちんと(老眼泣かせの細かさで)印刷されていたり。

また、幼児には危険だとトミカでは徹底的に排除されているサイドミラーやフェンダーミラー、ボディ側面の鋭角なデザインがそれなりにしっかり再現されていたり、なかなか優秀です。

2018年モデルでは、かなりランボルギーニが拡充されたようで、かなり興奮です。

https://www.kabaya.co.jp/majorette/pdf/m2018_03N.pdf

アヴェンタドール、レヴェントン、ガヤルドは以前からあるので、同じ金型でカラーリングをリニューアルしたと考えるべきでしょうか。

上記のカタログによると、新規に急いで入手すべきは、オープンカーのアヴェンタドールSVロードスター、鮮やかな赤のアヴェンタドール ミウラオマージュ、ウラカン、ガヤルドのパトカー(ポリーツィア)、それから718ボクスターでしょうか。

ということで、さっそく近隣のスーパーマーケットのお菓子売り場を巡回し、2台ほどゲットです。

まず最初にゲットしたのはポルシェ718ボクスターです。

次は本命とも言えるアヴェンタドールSVロードスターです。

フロントのポルシェのエンブレムからサイドミラーが綺麗に再現されています。

コンバーチブルの屋根はプラスティック製で取り外せそうなのですが、壊すと怖いので、ちょっと様子見です。

リアビューも綺麗な曲線です。

テールランプの色、リアグリルのPORSCHEやBoxterのロゴもしっかり描かれています。

そして2018年モデルのメインイベンターともいえるアヴェンタドールVSロードスターです。

オープン仕様になっていること、そしてリアウイングがあります。

ブラックとレッドの大口径タイヤが他のモデルを圧倒しています。

東京西部のスーパーマーケットでは、サミットストアで260円ですが、ライフではなぜか420円です。

数日中にオーケーストアも調査してみたいと思います。過去の経緯では、オーケーはやや動きが遅いようには感じているのですが。

<2018/5/13追記>
近隣(世田谷区内)のスーパー数軒をハシゴしました。
オーケーは280円でしたが、品揃えが古い上に少なく、さすが激安スーパーというところです。
またサミットにも2018年モデルが続々と並び始めましたが、値段がほぼ定価の410円になっていました。とりあえずアヴェンタドールのミウラオマージュをゲットしました。


何とその後、別のスーパーでウラカンもゲットしました。

何だかミリタリー仕様のようなカーキ色のカラーリングです。

リアフードに爪を引っ掛けて開けると、カムシャフトを収めるDOHC V10のシリンダーヘッドと後部のエンジンベイがきちんと収められています。

エンジンヘッドやベイは申し訳程度の粗い作りではありますが、1つうれしかったのは、エンジン真上のX型のクロスバーがきちんと再現されていたことです。


モデルによって、ボンネットやリアグリルが開いて、エンジンカバーが再現されるのがマジョレットの強みです。
人気の車種はすぐに売れてしまうので、見つけたらすぐゲットです。