iPhoneのケーブルがLightningに変わってからは、やれ認証が、などと面倒なことを言い出し、正直いって悪手だと思っている。
Appleも含め、シリコンバレーのベンチャー企業はUNIX文化であり、そこは自由でオープンで遊び心が溢れた世界であったと認識している。そもそも、iOSだってベースはBSD Unixだし、AndroidだってUNIXの派生系であるLinuxベースである。
そこでかつて彼らや俺たちが憎んだ大型コンピュータのような専用化と囲い込みの世界と同じ施策を、よりによって毎日のように使う充電ケーブルで実施するとは、情けなくて涙が出てくる。
10月19日に少し車で遠出する用事があった。iPhoneのバッテリーの残量が少なくなっていたが、車で充電すればいいかと考え、カーシガレット用充電器+セリアで買ったUSB充電ケーブルをつないだ。
ところが一向に電池の残量が増えない。それどころか徐々に減っていた。幸い、行った先に充電できる環境があったので補充できたが、おそらくiOS11になってから一部の充電プロテクト(嫌がらせ)機能を強化したように思える。
非常に困って週末に手持ちの100均iPhone充電ケーブルをいくつか試してみた。セリアとキャンドゥのケーブル(同じところで作っているように見えるが)は使えなくなっていた。
次にダイソーで買ってきて封を切らずにいたUSBリールケーブル(下記写真)をつないでみた。こちらは普通に認識されて充電できた。とりあえず一安心。
もちろん、次のアップデートなどで急に使えなくなるリスクもあるわけだが、当面はこちらで凌ごうと思う。まあ上記のAmazonなど認証済みのものを買えばいいわけだけど、原価30円もしないようなケーブルに高い金を払うのは何とも釈然としないんだよなあ。そもそもUNIX文化への冒涜にも思えるし。
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