2017年10月27日金曜日

色で変わるサビキの釣果

先週末の台風でかなりダメージを受けたと聞いたが、相変わらずコンスタントに魚は釣れているというので、久々に若洲海浜公園の釣り場に行ってみる。

すると修復中ということで堤防は入れなかったが、売店手前の岸壁と東京ゲートブリッジの南側の人工磯は利用可能ということで、平日というのに結構人の多い岸壁の空いているブロックに入り、セットアップを開始する。

左隣りの老爺は上にロケットカゴをつけたサビキ仕掛け、右隣りの同世代か少し上くらいの方は普通の上にプラカゴを付けた上カゴサビキでコンスタントにイワシを釣り上げている。

これは回遊が来ていると喜んでいつも小魚釣り(通称「おチビイジメ」(c)愚妻)で使っているピンクスキンの4号の仕掛けを下カゴでセットアップする。そしてカゴにコマセを入れて仕掛けを沈めた。左右の方を見るとタナはあまり深くないようだ。

ところが左右ではコンスタントに釣り上げているというのに、俺のところはアタリすらない。

右隣りの人に聞いてみると仕掛けを見せてくれて、「私もぜんぜんダメだったのですけど、柔らかい穂先にして、小さい針でハゲ皮(白色)にしたら急に食うようになりました。こっちの色がいいみたいです」と教えてくれた。

ということで、手持ちのストックを見たら、6号のハゲ皮があった。ちょっとイワシには大きいサイズだと思ったが、そちらを付け直して入れると、ものの30秒くらいでアタリがあり、カタクチイワシが1匹釣れた。ボウズは逃れられたので隣りの方に礼をいう。

ところが、その後たまにアタリはあるものの、ぱったり釣れなくなった。やはり6号では大きいと思い、やむなく(若洲の売店は大型釣具店と違い、定価なので割高なのだった)4号のハゲ皮サビキ仕掛けを買い、4号で再開する。


すると、隣りの方に負けず劣らず面白いようにイワシが掛かるようになった。たまにサッパも掛かるが、調理に困るのでそぉーと針から外してリリースする。


なお下カゴで開始したらその隣人の方に、「餌が下に落ちるので、上カゴの方が餌持ちがいいですよ」と助言された。しかもその方はプラカゴを針上にセットしていた。なるほど、布カゴで針が網に食い込むトラブルに襲われることがあるが、プラカゴならすぐに外れるというものだ。

気候が暖かいせいか昼過ぎても食い気は衰えず、またあちこちでコマセを撒いているせいか岸壁には大量のイワシがひっきりなしに来ていて、サヨリも来ているようなので何とか釣れないかと、もう一本の竿でウキ釣りのセッティングをしてエビを刺していたが、自分の近くには数えるほどしかサヨリは来なかった。残念。

早めに戻らないといけないので14時で上がったが、十分楽しめたかな。それにしても改めて魚がどの色を好むのかはその日にならないと分からないことが実感できた。今まで割と食ってくれるし、ダメなら針にイソメを付けて強制トリックサビキにしていたので、気にしていなかったが、勉強になりました。

まだボウズのがれのサビキを何セットがストックしているので、色の好みはこれで探ることにしよう。


帰宅後、30尾のカタクチイワシの頭と尻尾を取り除き、ニンニクとコショウ、玉ねぎを乗せて電子レンジで加熱し、オリーブオイルに漬け、オイルサーディンを作った。週末はパスタだ。

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